北村経夫

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参議院 全国区 比例代表制 選挙について

非拘束名簿式とは

 参議院全国区比例代表制選挙の非拘束名簿式では、全国のどの投票所からでも、有権者は「政党」もしくは「立候補者の名前」のいずれにも投票することができます。

 1枚目の地方区では衆議院選挙と同様に地方区の候補者名を記入して投票しますが、2枚目の比例区にも「(比例区の)候補者名」を記入することができる選挙なのです。

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比例区の立候補者の個人名が書かれた票は、その候補者が所属する政党の得票となります。つまり「政党公認の比例候補者の名前」が書かれた票は、その政党の票になるのです。

 比例区は政党獲得票数に応じ、各政党の議席配分が決まりますが、名簿順位は政党があらかじめ決めることはできず、個人票の得票数に応じて順位付けされ、当選者が決定する仕組みになっています。

 くわしくは、参議院の「選挙について」や、Wikipediaの「非拘束名簿式」などをご参照ください。